くせ毛を自分で直せたらどんなにテンションが上がるか計り知れません。
『暖かくなってくる季節』、『暑くて汗ばむ季節』、『雨が多い季節』共通する悩みは、、、『くせ毛が暴れ出す!』
このブログでは自分でくせを直すテクニックやくせ毛に効くおすすめアイテムを紹介していきます。
くせ毛が気になる方はもちろん、髪がまとまりにくい方もご覧下さい。
まずは敵を知る!
くせ毛って言ってもなんと4種類あるって知ってましたか?

えっ!?そんなにあるんだ!
これを知ることで自分での髪の扱い方やテクニックが変わってきますので、自分のくせがどれなのかをチェックしてみてください。
くせ毛はこの4種類に分けられます。
・波状毛(はじょうもう)
文字通り波を打つようなウェーブが出る髪の事。
ウェーブの大きさも人それぞれ。大きくてゆるいパーマがかかったようなあつかいやすいクセもあれば、細かく波打つハネやすいクセもあります。

くせ毛が気になるほとんどの人がこの波状毛なんだよ!
波状毛の方は比較的対処しやすく、ツヤもある事が多いです。
しっかりセットやお手入れをしてあげるとちゃんと応えてくれます。指でクルクルしながら乾かすと巻き髪のような仕上がりを作ることもできます。
気分屋さんなクセ毛ですね!
・捻転毛(ねんてんもう)
こちらも漢字が物語っていますね!ねじれている毛てす。
捻転毛の見分け方は髪一本の太さが変に太くなったり細くなったりして見える、指で挟んでなぞってみるとなんだかボコボコした感触があります。

指で挟んでなぞると分かりやすいよ!
捻転毛は広がりやすいですが、波状毛と同じくしっかりとセット、お手入れをしてあげれば十分まとまり易くなります。
ツヤも普段は何もしないと光を乱反射してしまい綺麗に出にくいです。ブラシやアイロンを使うことで綺麗なツヤを出すことができます。
お手入れが必須ですが、ちゃんとやってあげると綺麗にまとまります。ちょっと頑固なクセ毛です。
・連珠毛(れんじゅもう)
こちらのクセはたまが連なる毛と書きますので、毛に球のようなボコボコができているクセをいいます。
触るとザラザラした感触でかなりのボリュームがあり、カラーやパーマをしていなくても何だか傷んでいるような感じがします。

連珠毛はなかなか大変です、傷みやすいのでケアも必要!
また、引っ張るとプチプチと切れやすいのも特徴です。ツヤも出にくいのでお手入れ、セットはなかなか大変!かなりの頑固ちゃんですね!
・縮毛(しゅくもう)
縮毛は縮れている毛、わかりやすいのは黒人さんの毛ですね。
日本人でもいらっしゃいます。判断は見た目がわかりやすいです。縮れていて髪が伸びるとアフロヘアのようになっていきます。

日本人の場合、毛が細くて猫っ毛な縮毛の方もいます。
ボリュームは逆にぎゅっとちぢこまるのであまり出ません。ツヤも出にくいですし、髪を伸ばすのも一苦労。1番強いくせ毛と言えます。
では早速それぞれの対処法を見ていきましょう!
波状毛・捻転毛の対処法
まずは波状毛・捻転毛の方からいきましょう。
波状毛・捻転毛をいい感じにセットする方法は大きく分けて2つです。
「そんなの知ってるよ!」と思ったあなた、まぁ聞いてください。より綺麗に簡単に仕上がるコツを見ていきましょう。
1、まっすぐにしたい場合のコツは乾かし方
まずは綺麗にまとまった髪にしたい時のコツです。『くせ毛のまとまりは根元で決まる!』と言っても過言ではありません。
僕たち美容師は乾かす時にしっかりと指で髪を引っ張るようにしてドライヤーします。
そして初めは根元を引っ張りながらしっかりと乾かしていき、根元が乾いたら中間→毛先の順番で乾かします。
これだけであなたの髪はいつもの何倍もツヤとまとまりを取り戻します!簡単なのでやってみてください。
注意点
美容師が絶対にしないNGな乾かし方があります。それは毛先からドライヤーを当てること。
くせ毛だと毛先がハネます、うねります→毛先を必死にドライヤーで内巻きにしようとします→ますます毛先がパサパサでハネます。悪循環です。気をつけましょう。

よくやってしまうかも、、、
2、洗い流さないトリートメントはオイルタイプを!
これも間違って使っている人がいると思います。『洗い流さないトリートメント』はオイルタイプを使って下さい。
オイルタイプはツヤ感をアップしてくれますし、外からの湿気をブロックしてくれます。
くせ毛の大敵は湿気。少しでも長くまっすぐをもたせたいならオイルタイプですよ!
3、毎日ストレートアイロンをするくらいなら、緩めの縮毛矯正をかけるべし
これも多いですし、実際お客様から相談されます。毎日のアイロンはかなり傷みます!200℃ですよ!?傷まないわけがない!
一回の縮毛矯正(ストパー)のほうが断然髪には負担が少ないです。たまに雰囲気を変えたければ巻けますしね。
4、一部分だけクセが強い、気になる!(頭の後ろ側や耳裏、前髪辺りが多い)
はい。前髪めちゃウネる。後頭部が膨らむ。右だけはねる、、、など。
この場合はまず1番気になる場所(クセが強い)から先ほどの乾かし方でしっかりと乾かします。それから他の部分を乾かすと割とまとまります。
5、パーマっぽくセットする方法
くせ毛を活かしてパーマっぽくセットする方法は簡単です!
まず根元はドライヤーでしっかり引っ張りながら乾かす→中間、毛先は引っ張りつつ、握りながら乾かす→乳液、クリームタイプのトリートメントを付けてセットする。
これだけでツヤのあるウェーブが出やすいです。適当にぐしゃぐしゃ乾かすとパサパサウェーブになってしまいますので『引っ張りつつ握る』のも大切です。
巻き髪風にしたい時は根元が乾いたら中間、毛先を指でクルクル巻きつけながら乾かすだけです。
クルクルするのは内巻きですよ!外巻きにするとハネます。仕上げはオイルタイプのトリートメントを付けて下さいね!
以上5つのポイントを押さえれば波状毛・捻転毛の方はクセを抑えたり、活かしたり出来ると思います。
連珠毛・縮毛の対処法
この2種類の場合はかなりのテクニックが必要です。中途半端に乾かしたり、セットしてもさほど効果が出ません。
対処方は2つ。先ずは美容師の力をかりましょう!
・縮毛矯正(ストパー)でボリュームを極力ダウンさせる
・パーマをかけてクセを活かしたスタイルを楽しむ
1、縮毛矯正(ストパー)でとことんまっすぐに!
縮毛矯正をする場合は、1番強い薬を使うことになると思います。
時間も長くかかると思いますがクセはある程度伸びてくれるでしょう。
強い薬を使っている分ダメージは覚悟しておかなければいけません。縮毛矯正して1ヶ月後くらいから手触りが良くなくなってきたり、引っかかったりすると思います。
縮毛矯正後はマメに家でトリートメントなどケアをしっかりすると縮毛矯正の持ちも良くなりますよ。
2、パーマをかけてクセを活かす
あえてパーマをかけてクセを活かす方法もありでさす。
ただし、強めのカーリーヘア、スパイラル、ツイストパーマなどに限定されます。
強めのパーマはセットが楽ですし、湿気などの影響も受けにくいので個性的なスタイルがお好きであればチャレンジしてみてはいかがでしょう?
美容師がオススメしたいクセ毛に勝つアイテム
ドライヤーでの乾かし方の他に合わせて使うとさらにクセを落ち着かせる事が出来るアイテムをいくつか紹介します。
本当に使える、コスパも良いモノしか紹介してないので、内緒でお願いしますね!
・リュミエリーナ社の『ヘアビューロン』
たくさんの美容室で使われてプロ愛用のストレートアイロン。このアイロン、なんと髪が傷みません。

モリイズミも愛用しています!
プレート部分に特殊なセラミックを使っているのでこのアイロンであれば毎日使用してもオーケーです。
行きつけの美容院で実際に使ってもらったことがある人も多いと思います。そのくらい美容界では画期的なアイロンです。
気になる方は下のリンク画像から詳細が見れます。購入もできますのでアイロンを毎日している方はおすすめですよ!
・メイクジーナ社のグラマラス ストレートブラシ
このブラシは、、、私のお店で売れに売れて新記録を出しました。
煽るつもりはまったくありません。ただこれほどまでに簡単に髪を落ち着かせることができるブラシは他には無いと思います。
クセが気になる方は1つは持っておきたいブラシです。
とかすだけでクセが伸びてストレート毛になります。使い方もとかすだけなので小学生の女の子でも簡単にクセを直すことができます。
気になる方はチェックしてみてください。
・髪がストレートになる洗い流さないトリートメント『シュクルン』
『シュクルン』を髪に塗ってドライヤーでブローするとうねる髪がストレートに近づきます。
お家で簡単にお手入れできるスタイリングジェルです。
髪につけるだけで手間がかからず簡単なのがいいですよね。お試しはこちらのリンク画像からどうぞ。
まとめ
くせ毛は改善できます。美容室以外でも自分のちょっとしたやり方を変えたり、使う物を変えるだけで驚くほどまとまりますのでこの機会にチャレンジしてみて下さいね!
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