アディクシーハイブリーチ。ミルボンから発売されたブリーチ剤です。日本では1番パワーの強いブリーチだとか、、、
さっそくどの位の抜け具合なのかを検証してみました。

楽しみすぎる〜!!
抜け感もさることながら、ブリーチした後の髪の質感がちょっと予想以上に良かったので詳しく書いていきます。
アディクシーハイブリーチってほんとに抜けるのか!?
ブリーチを選ぶ上でまず1番の条件は『抜けが良いか』ですよね。たいがいのブリーチは前評判ほどは抜けないです。。。
アディクシーハイブリーチが発売する前の情報もそんな感じでした。今までのブリーチ剤の中で1番抜けると、、、
メーカーさんのゴリ押しもあり、試しにゲットしてみました。
酒の瓶にうまく紛れていい感じですね。
ちなみに今まで使っていたのはファイバープレックスブリーチです。
質感が抜群なブリーチです。ブリーチしたのに傷んだ感じがまったくしない、神なブリーチです。
果たしてファイバープレックスの質感を越えることができるのか?そこもチェックしながらやっていきます。

ベースは9レベル、塗っていきます。
ベースとなる髪はこちらです。根元がいい感じに伸びた9レベルのモデルさん。髪質も硬め、太めで染まりにくいです。

手ごわい感じの髪質だな〜!
普通ですとブリーチに対してオキシは2倍で使うことが多いと思います。
が!!抜けにくい髪質の場合、ブリーチと同じオキシの量がおすすめです。つまり1:1ですね。
オキシを入れた方が良く抜けると思われていますが間違いです。ブリーチが薄まってパワーが弱まります。抜けにくい髪質の場合はブリーチとオキシは1:1がベストです。
ただし、ブリーチとオキシが1:1だと硬くて塗りにくいです。その辺はムラにならないようにテクニックでカバーしましょう。
もう一つ注意点。アディクシーハイブリーチのようなパワー強めのブリーチを使う場合、地肌にはつけません。
当たり前ですが、ハイブリーチを地肌から塗ってしまうと確実に頭皮が傷みます。その後のカラーで激痛を味わうことになります。。。やめましょう。
地肌の弱い方は1センチ、地肌の強い人でも2ミリほどは空けて塗るとベストです。
塗り終わり、40分しっかり放置しました。だいぶ抜けているように見えますが、、、
ブリーチあるあるで、流してみるとあんまり抜けてなかった、、、というのは良くあることです。ハイブリーチでもしっかり時間は置くことをおすすめします。
果たしてどのくらい抜けたのか?
どうですか?ワンブリーチでこの仕上がりです。
これをどう捉えるかはそれぞれだと思いますが、硬毛で太い毛質を考えると、、、私はかなり良い抜け感だと感じました。
ちなみに今回のオーダーはシルバーグレーとのことだったので、できる限り抜きたい!
レベルも明るいところで15〜16くらいまで引き上げられたのでこれで上からカラーをかぶせていきます。

もう一回ブリーチをすれば確実にホワイトイエローまで持っていけるよ!
手触りが格段によくなり驚いた!
1つ驚いたのが、ブリーチを流している時にやけに髪がツルツルになったんです。カラー前はもちろん傷みでゴワついていたのですが、、、
トゥルントゥルンな感じになったんですよね。これには驚きました!
ファイバープレックスもかなり良い質感に仕上がるのですが、抜けも良くこのファイバープレックスに劣らない質感はなかなか無いと思います。
もちろん一時的ではあると思いますが、お客様も驚いていたので、女性には特に感じていただけるポイントです。
シルバーグレーをかぶせてみる
ワンブリーチでかなり抜けたものの、シルバー単発だと綺麗に色は出ないので、シルバーとブルーとバイオレットを混ぜて染めていきます。
当然根元は色が入りにくいので、先につけて時間差で毛先につけていきます。
仕上がりは、、、
なかなかのシルバーです。濃いめには入れたのですが暗くならずシルバーをしっかりと感じる事ができます。
これもアディクシーハイブリーチのおかげですね。そして、シルバー(寒色系)でもツヤ感が出ているのがいい感じです。
まとめ
アディクシーハイブリーチはしっかりと仕事をしてくれる優秀なブリーチということがわかりました。
しかし、パワーが強い分、頭皮へのダメージは相応にあるはずなので注意が必要です。
そして1番の驚きは手触りが格段によくなること。あくまでも私の感想なのですが、ファイバープレックスよりも質感は良いと思います。
手触りを気にされるお客様にもおすすめしやすいです。また、年齢層の高いお客様のハイライトにもあうでしょう。
気になった方はアディクシーハイブリーチぜひ使ってみて下さい。
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モリイズミ

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